三菱ふそうトラック・バスが自動運転「レベル2(高度な運転支援)」相当の「自動追尾型塵芥車」を開発している。カメラやセンサーで運転手を低速で追いかけ、乗り降りする頻度を減らしてゴミ収集作業を効率化する。収集したゴミの積載量を処理施設に無線通信で送るなど、業務全体の効率化機能も持たせる。
電気トラック(EVトラック)のコンセプト車「eキャンター センサーコレクト」を開発している。2021年から環境省の受託事業に参画。23年11月には神奈川県川崎市内で実際に収集業務を実施した。同社は今年度の事業にも加わり、得た知見を今後の車両開発に生かすとしている。


