国内の自動車生産台数が年間1300万台を超えていたのは、バブル経済真っ盛りの頃。今や1千万台を恒常的に割り込み、コロナ後は900万台を下回っている。海外での現地生産化により、円安の恩恵もかつてほどの広がりはない◆それでも、日本経済への影響は小さくないようだ。経済産業省が毎月発表する鉱工業生産指数。型式認証不正によるダイハツ工業の生産停止が影響し、…