【ホーチミン=後藤弘毅】自動車産業の国際見本市「アウトメカニカ ホーチミンシティ2024」が20日、ベトナムで開幕した。アウトメカニカのホーチミンでの開催は6回目。日本を含む23の国・地域から約500社が参加している。補修部品やアクセサリー用品に加え、今回は人工知能(AI)や電気自動車(EV)、自動運転などに関する出展もみられた。会期は22日まで。

 今回は「自動車モビリティソリューションゾーン」が新設され、次世代自動車に関する技術や製品が集まった。これらに関する会議や発表会も開かれる。このほか、先進運転支援システム(ADAS)車やEVの修理ノウハウを紹介するワークショップなど、同時開催のイベントもある。

 アウトメカニカフランクフルトディレクターのオラフ・マッソフ氏は「(今回は)持続可能な技術に関するソリューションに特化している」と説明した。