メーターとカーナビを「コックピットシステム」として開発する体制に移行した(昨年の上海モーターショー)

テスラなどの新興メーカーがソフトウエア・デファインド・ビークル(SDV)で先行したのは、自動車メーカーが数十年以上にわたり築き上げてきた車づくりのレガシー(遺産)と無縁なことが大きい。開発思想の急転換が難しいのはサプライチェーン(供給網)に限らず、自動車メーカーや部品メーカーの組織体制も同じだ。デンソーの藤守規雄執行幹部(フェロー)はSDVの実現…