戦後、少しずつ国際社会へ復帰し始めた日本が乗用車の輸入を自由化したのは1965年のことです。同じ年にインポーター(輸入業者)でつくる日本自動車輸入組合(JAIA)ができました。JAIAには、四輪で28社、二輪で12社が加盟しています。1980年代の前半まで、年間で数万台だった輸入販売台数(乗用車の新規登録台数)は88年に10万台、90年には20万…