ヒョンデモビリティジャパン(趙源祥社長、横浜市西区)は5月30日、出張整備サービス用車両の2号機の稼働を開始したと発表した。電気自動車(EV)「アイオニック5」をベースに、車体のリフトアップやオフロード用タイヤを装着した。ビークル・ツー・ロード(V2L)機能を使い、非常時の電力供給や災害現場の支援活動にも対応する計画。車両は直営拠点「ヒョンデカスタマーエクスペリエンスセンター横浜(CXC横浜)」(横浜市港北区)に配備する。

ヒョンデジャパンは、アフターサービスを直営拠点と全国62カ所の協力工場と連携して展開している。部品交換やキャンペーン作業、ソフトウエアアップデートなどの軽整備には出張整備用車両「モバイルサービスカー(通称ヒョンデQちゃん)」を活用し対応している。