拠点内に希少なモデルなどを展示(写真はコンセプトカー「ビジョン・ノイエ・クラッセ」)
新車を販売しない常設型のブランドストア

 ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、長谷川正敏社長、東京都港区)は1日、「麻布台ヒルズ」(同区)にブランド発信拠点「フロイデ・バイ・BMW」を開業した。常設型ブランドストアの開設は同社初だ。最新車種や希少なモデルを展示するほか、ドイツの伝統料理が楽しめるカフェも設けた。BMWの世界観を体験してもらい、ブランド力を高める。

 1階には315㌅の大型スクリーンを配置し、BMW車の魅力をデジタルコンテンツで体感できるようにした。新車は売らないものの試乗は可能だ。2階にはブランドコンセプトに基づいた美術品を飾ったラウンジや、予約制の日本料理店を設けた。

 BMWジャパンは、この拠点を通じ、外部企業とのコラボレーション企画も検討していく。