三井化学は、自動車用樹脂材料の海外生産能力を増強する。メキシコ工場にポリプロピレン(PP)コンパウンドの新設備を導入するほか、中国の上海工場でも生産に乗り出す。また、すでにPPコンパウンドを生産している各工場では、電動車向けの需要が見込まれる接着性ポリオレフィンなども生産し、地産地消を進める。電動車シフトに伴い、樹脂材料の採用が増えると見込み、供…