交通遺児育英会は、モータリゼーション(自動車の大衆化)の負の側面と言える交通事故―とくに保護者が事故に遭い、経済的に困窮した子供たちを救おうと1969年にできた公益財団法人だ。奨学金や就学支援金の提供、学生寮の運営、交流機会の提供など、その活動は多岐にわたる。石橋健一(いしばし・けんいち)会長に現在の事業状況や今後の活動について聞いた。―コロナ禍…