部品点数や工数の削減、軽量化などが図れる(トヨタ自動車の試作品、右側)

国内自動車メーカーがアルミニウム合金で大型部品を一体鋳造する「ギガキャスト」の導入を本格化する。ホンダは、米国のアンナ工場(オハイオ州)に新設する電気自動車(EV)用電池ケースの製造にギガキャストを用い、車体骨格部品への展開も検討する。トヨタ自動車も2026年に市場投入するEVの車体にギガキャストを用い、日産自動車も27年度から採用する方針だ。各…