日本自動車販売協会連合会(自販連、加藤敏彦会長)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協、赤間俊一会長)が14日発表した2024年4月の中古車登録・届け出台数は、前年同月比4.2%増の54万648台となり、2カ月ぶりに前年実績を上回った。1月以降4カ月連続で新車販売が前年割れしたため下取り車の減少も懸念されたが、目立った影響は出なかったもよう。ただ、19年4月(57万9369台)に比べると6.7%減で、コロナ禍前の水準には届いていない。

 自販連がまとめた4月の中古車登録台数は同4.7%増の29万8788台で、2カ月ぶりに前年を超えた。乗用車が同6.0%増の25万9004台と全体を押し上げた。全軽自協が公表した4月の軽の届け出台数は、同3.5%増の24万1860台で、2カ月ぶりのプラスとなった。