三井化学は、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーに貢献する製品や技術を、「人とくるまのテクノロジー展2024横浜」で提案する=写真=。

 バイオマスおよびリサイクルの取り組み、資源循環ブロックチェーンのデジタルプラットフォームを含め、マテリアルリサイクルにおけるソリューションを紹介。

 社内外で連携しながら社会課題の解決策創出を目的に、今秋本社にオープン予定の共創空間「クリエイションパレットYAE(ヤエ)」も紹介する。YAEの最新のデザインやイメージ動画を公開予定。

 電気自動車(EV)市場に向け、軽量化に加え車室空間の快適性を指向し、NVH対策を提案。ウレタンの音マネジメント材や、新たに「軽量遮音材」の試作品を展示。

 マテリアルリサイクルではハードルの高い熱硬化性樹脂のバイオマス化にも取り組んでいる一方、高い難燃性・耐熱性を有する軟質SMCを初めて出展する。
バイオマス原料の活用に加え、廃棄物や、セルロースパウダーが主原料の新素材「QUON(クオン)」も初展示。

 金型内で一部の塗装工程を完了できるインモールドコーティングや、樹脂素材をブロック材に切削加工するグループ会社の技術も紹介する。