ホンダは5月9日、6月に発売を予定するミニバン、新型「フリード」をウェブサイト上で先行公開したと発表した。シンプルなデザインの「エアー」と、アクティブさを表した「クロスター」の2タイプを設定した。

現行型のボディーサイズはそのままに、外観は水平基調ながらフロントフードなどで力強さを表現したという。「クロスター」は専用のフロントグリルやガーニッシュでアウトドアイメージを高め、インテリアもリアクーラーを採用するなど、2~3列目の快適性を高めた。

新型では2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。死角にいる車両の検知といった運転支援機能、スマートフォンとの接続性も高めて利便性を向上させたとしている。

新型はフリードの3代目にあたる。初代は2008年に発売。21年6月末には累計販売台数が100万台を超えるなど、国内販売の主力モデルの一つとなっている。