ダイハツ工業は7日、軽自動車「コペン」を生産する本社工場(大阪府池田市)の稼働を4カ月ぶりに再開した。認証不正を受け2023年12月26日から稼働を止めていた。これで国内4工場すべてが再稼働した。

 2月には京都工場(京都府大山崎町)とダイハツ九州・大分工場(大分県中津市)、3月には滋賀工場(滋賀県竜王町)が稼働を再開した。

 4月19日には、滋賀工場で生産する「ロッキー」とOEM(相手先ブランドによる生産)車のトヨタ「ライズ」のハイブリッドモデル、ダイハツ九州・大分工場で生産する「ムーヴキャンバス」の出荷停止指示が解除された。これで現行車種すべての出荷停止が解かれた。現在、これらの車種も生産再開に向けて準備を進めている。