デンソーはQRコードを縁日仕立てで紹介
NSKのブースにはロボットも登場
人気ユーチューバーも登場する科学実験
「ばえる」車を集めた、痛車のコーナー

毎年恒例のカルチャーイベント「ニコニコ超会議」。今年も千葉市美浜区の幕張メッセで4月27、28日に開催された。会場では素材や電子部品などの自動車関連サプライヤーもブースを構え、Z世代などにアピールしていた。

登録会員数9千万人を超える動画サービス「ニコニコ」のカルチャーイベントであるニコ超会議は、「ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する」がコンセプト。ユーザーが主体となり、ネットとリアルで開催されるニコニコ最大のイベントとなっている。

昨年初出展した日本精工は今回も参加。ブースではベアリング組み立てなどで、ものづくりの中でベアリングの果たす役割や興味深さを訴求した。関連のロボットなども披露した。三井化学は、3度目の企画として「理科実験」のイベントに協賛。人気の科学系ユーチューバーらが登壇し、化学の面白さを伝えた。

デンソーはQRコード発表から30周年になるのを記念し、縁日仕立てのコーナーでQRコードに改めて親しんでもらった。また、NTTは松竹と連携し、光技術によるネットワーク技術「IWON」(アイオン)を活用した通信で「超歌舞伎」に協力しているが、その公演の足取りなども紹介した。

今年の会議は、22~26日はネット開催のみで、27、28日の会場開催には約12万5千人が訪れた。

(山本 晃一)