写真左が「マツダ3バイオコンセプト」

 マツダは18日、2024年の「スーパー耐久シリーズ」(S耐)への参戦体制を発表した。廃食油ベースの「水素化植物油」(HVO)による次世代バイオディーゼル燃料を用いる「マツダ3バイオコンセプト」など3台体制で出場する。

 同社はS耐をカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)燃料実証の場として活用している。トヨタ自動車やホンダ、日産自動車、スバルも参戦しており、マツダは脱炭素化に向けた他社との「共挑」をモータースポーツ活動のテーマとする。

 マツダ3のほか「ロードスターCNFコンセプト」にはトヨタとスバルと共同開発したカーボンニュートラル燃料を用いる。「倶楽部マツダ スピリットレーシングロードスター」は、アマチュアドライバーらに挑戦の舞台を提供する。

 S耐は20~21日、スポーツランドSUGO(宮城県村田町)で開幕する。