帝国データバンク(後藤信夫代表、東京都港区)が公表した「タクシー業の倒産動向」によると、2023年度のタクシー事業者倒産件数は33件となり2年連続で増加、過去10年で最多となった。コロナ禍にともなう利用客減少からは立ち直りつつあるが、燃料代の高騰が利益を圧迫し厳しい経営環境が続くため、半数が「物価高」倒産となった。さらに、業績が判明した事業者のう…