地元の雇用を支える

「2014年に操業し、紆余曲折あった。まずは、人材、従業員がよく育った」―。マツダの毛籠勝弘社長兼最高経営責任者(CEO)が生産開始から10年を迎えたメキシコ工場について、こう振り返る。マツダ車だけで年20万台を生産し、海外のマツダの生産拠点の中では、最大規模に成長した。進出当初は、日本から派遣されたエンジニアが技術指導にあたっていたが、現在では…