パリダカに参戦する三菱パジェロに乗り込む篠塚建次郎さん(1997年暮れ)

「パリ・ダカール・ラリー(パリダカ)」で日本人初優勝を果たした〝シノケン〟こと篠塚建次郎さんが18日午前、膵臓(すいぞう)がんのため、長野県諏訪市の病院で亡くなった。75歳だった。東京都出身。ラリー競技は東海大時代から始め、当時は毎年開かれていた「日本アルペンラリー」にアルバイトとして関わる。これが縁で1971年に三菱自動車工業に入社する。ちなみ…