厚生労働省が公表した2023年の人口動態統計(速報値)によると、年間出生数は75万8631人と8年連続で過去最少を更新した。初の80万人割れとなった前年の速報値と比べて4万1097人減少し、1983年の約150万人から半減した◆晩婚・晩産化に加え、コロナ禍で20、21年の婚姻数が戦後最少を更新したことなどが影響したとみられる。少子化傾向の深刻さが…