ホンダとマツダ、ヤマハ発動機は初回の団交で満額回答した(ホンダ)

2024年の春季労使交渉(春闘)で、国内自動車メーカーは労働組合の高水準の賃上げ要求に軒並み応じてみせた。背景には物価上昇と人手不足がある。スズキは、4月に入社する大卒社員の初任給を14%引き上げるのを機に人事制度も見直し、労組の要求を上回る平均10%以上の賃上げを決めた。ただ、電動車シフトや脱炭素などで各社の開発や生産の投資はすでに高水準にある…