自動車整備や部品などのアフターマーケット展示会である第21回「国際オートアフターマーケットEXPO(IAAE)2024」(花井真紀子実行委員長)が3月5日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。海外を含む418社・団体が出展、小間数は715と、出展社数や展示スペースなど過去最大規模での開催となった。展示のほか10月に迫るOBD(車載式故障診断装置)検査で使うスキャンツール(外部故障診断機)や水性塗料などの実演も出展各社が行う。今回から来場にオンラインの事前登録を導入している。会期は7日まで。
IAAEでは整備や板金、ディテーリング、部品・用品、業務支援システムなど多岐に渡る分野の企業・団体が出展して情報発信を行っている。今回は海外勢が前年の約3倍になる200を超える企業・団体が参加。国内だけではなく、海外動向の把握にも絶好の機会となる。オープニングセレモニーで花井実行委員長は「大変革期にある自動車業界ではアフターマーケットも大きく変化している。今回も来場者のビジネスに役立つ幅広い分野の提案が盛りだくさんと確信している」と述べた。
出展企業のプレゼンテーションを含むセミナーは3日間合計で49本のプログラムを展開する。今回からすべてのプログラムで聴講を無料にしている。