支援拡充で進学・就職を後押し

 交通遺児育英会(石橋健一会長)は、4月1日から新たな学業支援を開始する。「英語検定(英検)試験費用補助」(全額補助・給付)と浪人生が対象の「進学支援金」(貸与)の2件で、これらを通じて交通遺児らの社会での活躍を後押しする。

 英検の試験補助は、保護者の強い要望を受け追加した。英検は認定された技能(級)によって、受験先の大学の調査書や英語の試験が加点されたり、入学後の科目単位が認定されるほか、就職にも役立つことから、支援を行う。対象の英語検定は、国公立、私学大学424校が採用する①実用英語機能検定②TOEIC③TOEFL④GTEC⑤IELTS⑥TEAP⑦Cambridge Englishの7種とする。

 進学支援金は、現役受験で結果を残せなかった大学や専門学校を目指すの浪人生が対象。予備校通学などで多額の出費が伴いう半面「頼れる支援がない」との実情に合わせて新設する。貸与は同支援の対象となった初年度1回に限る。金額は40万~80万円の間で選択できる。