東南アジアで新型車を投入するも厳しい状況が続く(三菱自のエクスフォース)

日本車が強かったアジア市場に異変が起きている。東南アジア諸国連合(ASEAN)では金利上昇などで需要低迷が懸念され、中国では電動化や知能化の波に乗り遅れ、過当競争の影響もあって日本勢が軒並み苦戦する。2023年4~12月期決算では、トヨタ自動車が中国事業で前年同期比プラスを確保したものの、宮崎洋一副社長は「楽観できない」と警戒する。立て直しや巻き…