日産、「アリア」を一部改良 フロントに新デザイン 足回りも見直し 667万円から

  • 自動車メーカー
  • 2025年12月23日

 日産自動車は22日、電気自動車(EV)「アリア」を一部改良し、2026年2月20日に発売すると発表した。21年の発売から4年が経過したため、前照灯周囲のデザインを刷新したほか、足回りのセッティングを見直して乗り心地を高めた。航続可能距離は変わらない。

 前部デザインは、10月に発表した新型「リーフ」同様、新たな「Vモーション」の意匠を採用。インフォテインメントシステムも米グーグルとの連携を強化した最新システムを採用した。目的地までの最適な充電地点と経路を推奨するなどして利便性を高めた。「AC外部給電コネクター」を介して、1500ワットでの外部給電も可能にしている。

 車両価格は電池容量66キロワット時の「B6」が667万5900円から、91キロワット時の「B9」が746万7900円(消費税込み)から。全グレード8万5800円の値上げとなる。電動四輪駆動の「eフォース」も設定する。

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