アフィーラのコンセプト実現には大容量・低遅延の通信環境が必要(写真はプロトタイプ)

 ソニー・ホンダモビリティ(水野泰秀会長兼CEO、東京都港区)は、2025年発売予定の「アフィーラ」のネットワークサービスに、KDDIのグローバル通信プラットフォームを用いると発表した。国や地域で異なる移動体通信事業者(MNO)の回線を統合管理する。

 アフィーラは、人工知能(AI)を活用したADAS(先進運転支援システム)などのほか「創造的なエンターテインメント空間としてのモビリティ」を掲げており、こうしたコンセプトの実現には大容量・低遅延の通信環境に常時接続することが求められる。

 KDDIは「グローバルでのIoT(モノのネット化)実績を生かし、今までにない移動体験を提供できるよう、さまざまなソリューションを展開する」としている。ソニー・ホンダも「KDDIのグローバル通信プラットフォームと、各地域のMNOとの強固な関係に期待している」とコメントしている。