nanoWIN
ツールプラネットは、WindowsベースのBluetoothワイヤレスタイプの次世代スキャンツール「nanoWIN」を中心に展示する。特筆すべき特徴は今後の車両通信においてカギを握るとみられる新たな通信DoIPに対応。EDR機能も搭載しており、トヨタ車の車両制御履歴による事故時の判断対応はもちろんのこと、整備時の故障コード確認後の運転状況履歴の確認が行えるなど、次世代車の整備や点検でポイントとなる機能を有する。
このほか、ハイブリッド車（HV）や電気自動車（EV）に搭載されるバッテリーの劣化状態を見る上で重要なセル電圧や充電量などのバッテリーの基準値と、リアルタイムデータモニターとの比較によって判断を行う画期的EV・HV診断ソフトウェアを開発。車両査定などにバッテリーの項目を追加できるのも大きな魅力となる。グーグル検索やファイネス検索などのさまざまな機能も搭載する。
さらに参考出品として、「TPM―6」の展示を行う。現行機よりさらにCPUのスピードをアップし、wi-fiアップデートを可能にする。nanoWINと同じくDoIP通信に対応し、車両登録機能により次回入庫時の車種選択の手間を省き、過去入庫の履歴の確認を可能とする。
ブースでは絶賛発売中のOBD検査型式認定取得済み「TPM―5」や「TPM―7」、1人に1台の「TPM―3」、エーミング専用ツール「ADASキャリブレーション」などの製品群も紹介。進化する同社のスキャンツールを来場者にアピールする。
