ダイハツ工業は2月20日、小型SUV「ロッキー」とOEM(相手先ブランドによる生産)車のトヨタ「ライズ」、スバル「レックス」のガソリン車について、3月4日からの生産再開に向けて調整中だと発表した。仕入れ先や販売会社の体制が整い次第、順次再開する。

3車種は2月16日に国土交通省から出荷停止指示が解除された。すべて滋賀工場(滋賀県竜王町)で生産している。

同社では、2月12日から京都工場(京都府大山崎町)でトヨタの受託生産車「プロボックス」と、OEM車のマツダ「ファミリアバン」の生産を再開した。26日からはダイハツ九州大分工場(大分県中津市)で軽自動車「ミライース」、軽商用車「ハイゼットカーゴ」など計10車種の生産を再開する。

そのほかの車種は出荷・生産再開のめどは立っていない。