ダイハツ工業は2月16日、小型SUV「ロッキー」とOEM(相手先ブランドによる生産)車のトヨタ「ライズ」およびスバル「レックス」のガソリン車について、国土交通省からの出荷停止指示が解除されたと発表した。国交省の立会試験などで、道路運送車両法の基準に適合していることが確認された。

3車種は滋賀工場(滋賀県竜王町)で生産しており、昨年12月20日からは出荷、25日からは生産を止めている。今後、仕入れ先や販売店などの状況をふまえ、体制が整い次第、出荷・生産を再開する。

ロッキー/ライズでは、ハイブリッド車(HV)が2023年5月に側面衝突試験で認証不正が発覚し、出荷・生産を停止している。HVモデルの検証結果はまだ公表されていない。

今回出荷が解除される3車種に加えて、すでに生産を終了した旧モデルの「ハイゼット(カーゴ)」、「ピクシスバン」、「サンバー(バン)」の道路運送車両法の基準適合も確認された。

(2024/2/16更新)