斉藤鉄夫国交相に再発防止策を提出するダイハツの奥平総一郎社長(右)(9日、国土交通省)

ダイハツ工業が起こした認証不正。同社が設置した第三者委員会は「まずもって責められるべきは、不正行為を行った現場の従業員ではなく、ダイハツの経営幹部である」と糾弾した。同社は、国土交通省へ9日に提出した再発防止策を着実に進めるとともに、3月1日付でダイハツのトップに就く井上雅宏氏を筆頭とした新たな体制で、不正を30年以上許した企業風土の刷新などに挑…