写真は本国仕様

 ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、長谷川正敏社長、東京都港区)は7日、ステーションワゴン「5シリーズツーリング」を約6年半ぶりに全面改良して発売した。電気自動車(EV)と48ボルトマイルドハイブリッドディーゼルエンジン車を用意した。BMWジャパンによると、ステーションワゴンのEVは国内初という。2024年7~9月期以降の納車を予定する。

 EV(上級グレード)はシステム最高出力を442キロワット(約600馬力)、最大トルクは795ニュートンメートルとした。容量83.9キロワット時の駆動用電池で一充電当たり445~506キロメートル(欧州仕様値)走る。ディーゼル車は最高出力145キロワット(約197馬力)、最大トルク400ニュートンメートルを発生する。

 車両価格はディーゼル車が890万円から、EVは1040万円から(ともに消費税込み)。