マツダは1日、ロータリーエンジン(RE)開発の専任組織「RE開発グループ」を発足させたと発表した。同組織は2018年4月に一度解散したが、6年ぶりに復活させた。各国の規制やカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)燃料に対応する手段としてREの開発を強化する。

 23年11月に発売した「MX―30ロータリーEV」に搭載したREの開発に関わった担当エンジニア36人を集めた。グループマネージャーには01年6月からRE開発に携わってきた日高弘順氏が就いた。