自動車業界では価格交渉機運が高まっている

経済産業省が公表した「発注側企業と中小企業との間の価格交渉・転嫁状況の調査結果」によると、自動車・自動車部品業界の価格転嫁率は44・6%にとどまった。原材料費、エネルギー費、労務費のいずれも上昇して先行きが不透明な中で、自動車サプライチェーン(供給網)を維持するため価格交渉機運は高まっているとみられる。2023年10~12月に下請けの中小企業など…