デンソーは18日、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)に使える家庭用「V2H―充放電器」の新モデルを3月中旬よりデンソーソリューション(新竹敦社長、愛知県刈谷市)を通じて受注開始すると発表した。2019年に発売した同社初のV2H充放電器の次期モデル。価格は検討中。
パワーユニットとプラグホルダーを別にして設置の自由度を高め、重量は約34㌔㌘と従来比で約6割軽量化したことにより、据置きだけでなく外壁にも設置できるようにした。停電時に非常用電源として使用する際の運転切り替えを自動化したほか、軽負荷時に充放電性能の効率を約10%向上するなどの改良も施した。