日本ガイシは9日、能登半島地震の影響により、石川県内の3拠点で設備の破損等を確認したと発表した。排ガス浄化用セラミック製品を生産する石川工場(能美市)、NOx(窒素酸化物)センサー用の部品を生産する同社グループのNGKセラミックデバイス石川工場(同)、配電機器を製造する同社グループの北陸エナジス(志賀町)で稼働を停止し、詳細を調査しているという。

 今後の稼働予定について、同社は「設備等の詳細確認・安全確認等を行っており、確認ができ次第、順次稼働する」としている。