東京大学やアイシンなどの研究グループは27日、圧力の変化によって世界最高の冷却性能を示す無機固体冷媒の開発に成功したと発表した。地球温暖化の原因となるガス冷媒に代わる高性能冷媒として実用化が期待される。アイシンの山本義久取締役は、「電気自動車(EV)の熱マネジメントシステムのデバイスなどに活用したい」とし、2030年ごろの商品への投入を視野に入れ…