日本ガイシは、南アフリカの生産拠点で自動車の排ガスを浄化する「触媒担体用セラミックス」の生産を終了する。同国の自動車産業振興策の変化に伴い、現状の生産体制では競争力の確保が困難と判断した。今年3月に生産終了を決定し、正式な終了時期や設備の活用方法はこれから詰める。同社は、各国の電気自動車(EV)シフトを見据え、将来的に触媒担体用セラミックスの製造…