ポルシェジャパン(フィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ社長、東京都港区)は、スポーツセダンの新型「パナメーラ」のガソリン車の予約受注を始めたと発表した。全面改良は7年ぶり。グレード体系はガソリン車が2種類と、プラグインハイブリッド車(PHV)の計3種類。最新のサスペンションシステムなどを標準装備し、走行性能を高めた。PHVの予約受注開始日と価格は決まり次第発表する。

 パワートレインは、ガソリン車が排気量2.9㍑のV型6気筒ターボエンジンを搭載。一方、PHVは同4㍑のV型8気筒ターボエンジンと新開発のモーターを組み合わせた。システム全体の最大出力は500㌔㍗、最高トルクは930ニュートン㍍となる。モーターのみの航続可能距離は約90㌔㍍という。

 ガソリン車の価格は1424万円(消費税込み)から。