日本自動車工業会(豊田章男会長)が30日に発表した10月の輸出台数は、前年同月比21・7%増の40万3899台で9カ月連続のプラスだった。半導体不足が緩和して生産台数が増加したため、輸出台数も増えた。

 最大の仕向け地である北米は同25・0%増だ。米国が13万1473台(同22・0%増)、カナダが1万8677台(同50・9%増)と大幅に増えた。欧州も同51・4%増で、ドイツが1万3395台(同33・6%増)、イタリアが9543台(同2・3倍)など。中国は同56・0%増の2万2279台だった。

 車種別では、乗用車とバスが前年実績を上回った一方で、トラックはマイナスとなった。アジアが同35・7%減の7486台、中近東が同27・9%減の4619台と低調だった。

 同日に発表した4~9月の生産台数は前年同期比17・3%増の435万6784台で、3年連続で増加した。半導体不足が徐々に解消して台数を伸ばしたが、コロナ禍前の19年水準(482万715台)には届かなかった。

 9月単月では、同10・9%増の84万648台となり、9カ月連続で増加した。