新型フォレスターと大崎CEO

 スバルは17日、6代目の新型「フォレスター」を米国で開催している「ロサンゼルスオートショー2023」で世界初公開した。米国での導入は2024年春以降を予定する。現地での販売計画や価格、日本での導入予定などは発表していない。

 フォレスターは1997年に初代モデルを発売したSUVで、米国では260万台以上を販売している。米国では「ベース」「プレミアム」など5グレードを設定。パワーユニットは排気量2.5リットル水平対向4気筒エンジンを搭載する。フルインナーフレーム構造の採用や構造用接着剤の適用拡大などにより剛性も高めた。ステレオカメラと単眼カメラを備える「次世代アイサイト」のほか、ドライバー異常時対応システムも採用し安全性能も向上させた。

 ガソリンモデルを24年春以降に投入してから約1年後には、トヨタハイブリッドシステム(THS)と水平対向エンジンを組み合わせた次世代「e―ボクサー」を搭載したハイブリッド車(HV)も公開する。プレスカンファレンスで登壇した大崎篤社長兼最高経営責任者(CEO)が明らかにした。