これまでの更新はパッケージのみだった

 サブスクリプション(定額利用)サービスを手掛けるトヨタ自動車系のKINTO(キント、小寺信也社長、名古屋市中村区)は、スポーツカー「GRヤリス」のソフトウエアアップグレードサービス「GRヤリスパフォーマンスソフトウエア2・0ライト」の提供を開始すると発表した。ソフトウエアの更新による機能向上はこれまでパッケージで提供していたが、顧客が個別に選択できるようにした。

 従来は「最大エンジントルクの引き上げ」や「ステアリングアシストの設定」などをパッケージで提供していたが、それぞれ機能向上のメニューを顧客が選べるようになる。キントによると「愛車のお手軽な『進化』を実現する」という。

 価格はエンジントルク引き上げで8万8千円(消費税込み)。