日産自動車は19日、「ジャパンモビリティショー2023」に、電気自動車(EV)のコンセプトモデル「ニッサンハイパーパンク」を出展すると発表した。インフルエンサーやアーティスト向けに開発したモデルで、前衛的な内外装のデザインに加え、車内で創作活動を支援する機能を搭載した。また同日からショーに出展するコンセプトカー各モデルの映像を東京都新宿区の街頭ビジョンで放映する。

 ハイパーパンクは、ショーに出展するコンセプトカーシリーズの第4弾で、小型クロスオーバータイプのEV。多角形を強調した外観や折り紙や和紙をモチーフにしたインテリアが特徴だ。また、ヘッドレストに搭載した生体情報のセンサーでドライバーの気分に合わせて照明や音楽を調整し、創作意欲を促すという。

 同車種を含めた4モデルの映像は「クロス新宿ビジョン」で25日まで放映する。また25日からは人気オンラインゲーム「フォートナイト」でコンセプトカーの世界感を体感できるコンテンツを公開する。