トヨタ自動車と出光興産は10月12日、全固体電池の開発や生産で協業を開始すると発表した。トヨタが電動車開発で培ってきた電池の加工・組み立て技術と、出光が開発を進めてきた固体電解質の知見を組み合わせ、2027~28年の実用化を目指す。

協業は(1)硫化物固体電解質の開発と量産化に向けた量産実証装置の準備(2)量産実証装置を用いた量産化(3)将来の本格量産の検討の3つのフェーズで進める。本格量産に向けて数十名規模のタスクフォースを立ち上げて協業を進める。

両社は本日午後3時から共同会見を実施し、詳細を説明する。