開発した粉末材料(中央)と3Dプリンターで造形したテストピース(左)

中央可鍛工業は、自動車部品などに用いる「ダクタイル鋳鉄」に相当する金属3D(三次元)プリンター用の粉末材料を名古屋大学と開発した。鉄にカーボン、シリコンなどを合わせた混合粉末で、強度と靭性(じんせい)を併せ持つ。電気自動車(EV)の駆動モーター周りやエアコンプレッサーのブラケット、航空・宇宙部品などで2027年の製品化を目指す。ビジネスイノベーシ…