活用が期待される次世代放射光施設ナノテラス

仙台市青葉区の東北大学青葉山新キャンパスに建設中の次世代放射光施設「ナノテラス」の運用開始が2024年に迫っている。放射光(X線)を使って物質の分子構造などをナノレベル(10億分の1)で精密に観察することができる「巨大な顕微鏡」で、産学連携での活用が期待される。自動車業界では特にタイヤや電池の開発で用いられ、タイヤでは燃費性能やウエットグリップ性…