ビッグモーター(和泉伸二社長、東京都港区)が愛知県などの4店舗を閉めたことが分かった。同社は自動車保険金の不正請求を認め、さまざまな不正の手口が明らかになってから、売上高が激減している。今回の閉店は、経費削減のための合理化の一環。

 閉店したのは8月末で、大府店(愛知県大府市)、四日市日永店(三重県四日市市)、宮崎神宮店(宮崎市)、高知店(高知市)となる。この4店舗は買い取り中心の小型店(サテライト店)だった。それぞれ、名古屋茶屋店(名古屋市)、四日市店(三重県四日市市)、宮崎店(宮崎市)、高知土佐道路店(高知市)と統合する形をとったという。

 同社は現在、全国に約260店舗弱を展開している。