明電舎は、電気自動車(EV)の基幹部品である「eアクスル」市場に参入した。有望だがメガサプライヤーをはじめ競合も多く、中国では価格競争が早くも始まった。6月に就任した井上晃夫社長は「安易にシェアは追わない」と話す。祖業のモーターなどで長年培ってきた技術力を巧みに用い、2028年度にEV関連で売上高1千億円を目指す。―春先にeアクスルの受注活動を始…