エンボス加工の凹凸を縁取るように刺繍を施した合皮

住江織物が、事業の新たな柱と位置づける自動車向け合成皮革事業の売り上げを伸ばしている。カーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)や、動物由来の素材を置き換える業界の流れが追い風だ。中長期計画で掲げる合皮事業売上高100億円の前倒し達成も視野に入った。同社は引き続き、製品のバリエーションを増やしたり、生産能力を強化したりして商機を逃さず成長を…