一体成形を実現するギガキャスト部品(右)

「テスラは最初、カーボンクレジットで儲ける『キワモノ』扱いだったが、今はビジネスモデルで成功している部分が多い」―。名城大学経営学部の田中武憲教授は、電気自動車(EV)大手の米テスラをこう評価する。実際、テスラは自動車事業で利益を稼ぐ経営体質へと進化した。クルマづくりでは一日の長があるトヨタ自動車だが、2026年に発売予定の次世代EVでは、テスラ…