ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、長谷川正敏社長、東京都港区)は13日、上級セダン「5シリーズ」を約6年半ぶりに全面改良して発売した。5シリーズとして初の電気自動車(EV)「i5」をラインアップするなど、全モデルを電動化した。
i5の高性能グレードは最高出力442キロワット、最大トルク820ニュートンメートル。容量81.2キロワット時の駆動用電池を搭載しており、最大516キロメートルを走行できる。また、排気量2リットルのガソリンエンジンとディーゼルエンジンにモーターを組みわせた2種類のマイルドハイブリッド車(HV)も用意した。まずはEVとガソリンのHVの納車を10~12月に開始する予定。
車両価格はEVが998万円から。HVはガソリン車が798万円から、ディーゼル車は918万円(消費税込み)。